宮崎県都城市にある特別養護老人ホーム「ほほえみの園」です。
以前から導入を検討されており利用形態のヒアリングと設置の確認に行って来ました。
【施設概要】
・施設は 個室10、詰所1、玄関1 で構成されるユニットが6棟あります。
・ユニット毎の玄関は家族面会用だそうです。
・普段の管理は全員がiPadを活用されてます。
・施設と言う事もあり、見守り機能は既に備わっております。
・高度に脈拍や呼吸数まで管理でき、緊急時には各スタッフが持っているPHSに数秒でコールが入ります。
では、どのように「みまもりステーション」を利用するかと言うと、昼夜を問わずに起こる「徘徊」です。法律的に完全施錠が出来ないそうで、電磁ロックをかけても無知やり出て行くそうです。
【設置】
・「みまもりステーション」の「外出セキュリティ」機能を常時ONにカスタマイズ
・「みまもりステーション」を各ユニットの玄関に置きます。
・内蔵人感センサーと外部入力にドアセンサーを取付けます。
【監視】
1.玄関付近に人が近づくと詰所にも置いた「みまもりステーション」にアラームを出します。
2.なおその後にドアが開くと全職員のPHSに警報が出されます。
3.もしも見失えば、ビーコンを使い捜索します。
特别養護老人ホームと言うと古いイメージがありますが、ここは昨年建替えをして設備も充実させました。その結果職員の負担が減り離職率も低いそうです。
血圧と体温を毎日測るそうですが、手書きすると時間や数値に誤る可能性もあるので、是非「みまもりステーション」のサーバーに複数人の記録が残せる機能が欲しいとの希望もあり、次の課題になりました。